ごとうゆうの本棚

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本好きのごとうゆうが読んだ本の感想などを気まぐれに紹介していくブログ

『傷つきやすくなった世界で』

 

こんばんは🌛

今日は朝の霧が凄かったですね。

起きてびっくりしました。

乗ろうと思っていた電車はダイヤ乱れているし、用事が遂行できないかとハラハラでした。


今週の本はこちら。

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傷つきやすくなった世界で (集英社文庫)


基本データ

『傷つきやすくなった世界で』
著者:石田衣良
出版社:集英社
価格:480円
ジャンル:エッセイ
読了日:2018年12月3日
 

感想

エッセイ第二弾。

今回も若者へのエールがたくさん。

 

その中で、石田さんが伝えたいこと、石田さんの仕事ぶりが紹介されていたりして、文庫本ながら読み応えのある本になっています。 「

心」「仕事」「日本社会」「趣味」「石田さんの仕事」「心part2」といったような構成。

どの章の話にも訴えかけるものがあって、名フレーズもさらりと織り込まれていて、読んでいて何だか軽やかになっていくような感覚。

 

石田さんらしいなと思ったのが、この文。

 

「情報はそこに自分の好奇心や感情をどれだけ注げるかで、価値が変わってくる。」

「どんなに偉大なアートも、日々のよろこびや悲しみなど、人の心のちいさな働きから生まれているときっと気づくことだろう。」

 

想像力が命の小説家である石田さんらしい文であると思います。

様々なメッセージが詰まったこの本を読んで、第三弾がまた楽しみになりました。

 

最後に一言

若者に向けたコラムをエッセイにしたものなので、内容としては若者に向けたエールやアドバイスが多いですが、石田さんの趣味が紹介されていたり、そこから趣味の持ち方楽しみ方などが考えられていたりして、前回の第一弾「今日も、空は、青いか?」で紹介したように、まさしく全年齢対象、どんな人でも楽しめる本です。

 

どの章も読んでもらいたいけど、ごとうが一番共感してしまったのは、「いじめられているきみへ」。

本当はいじめられている側の気持ちを知らない方が幸せだったのかもしれない。

でも残念ながら、ごとうはその気持ちを知っています。

だからこそ、いじめられているひとだけでなくどんな人にも読んでほしい。

残念ながらこの社会は、というより人間の集まりは、いついじめられる側になってもおかしくないのだから。

 

「自殺なんかするより、全力で自分を守れ。時間はあなたの味方だ。必ず別な場所に連れていってくれる。」

 

今回のエッセイ、最後の文で締めさせてもらいます。