ごとうゆうの本棚

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本好きのごとうゆうが読んだ本の感想などを気まぐれに紹介していくブログ

『月夜のサラサーテ』

 こんにちは☀️

冬の間は晴れ間が本当にありがたいですね。

洗濯も捗るし、何より何となく気分がいい。


さて、ついに新刊が発売されました。

この本を紹介します。


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月夜のサラサーテ The cream of the notes 7 (講談社文庫)


基本データ

『月夜のサラサーテ
著者:森博嗣
出版社:講談社
価格:560円
ジャンル:エッセイ
読了日:2019年1月20日
 

感想

森博嗣さんの好評(らしい)エッセイ第7弾。

 

他にも名エッセイを書いているから、名エッセイ、とは簡単に言えないけれど、第7弾まで続いていることからやっぱり好評なんだろうな、と思う。

 

実は、ごとう、このシリーズをすべて読んでいるにもかかわらず、他の既刊がないのである、我が家の本棚に現物が。

5巻、6巻しかない。

きっと引っ越しをするときに「もう読まない」、そう思って売ってしまったのだろう。悔やまれる。

でもわざわざ買い直す気にもなれない、そんな不思議な感情を残しているシリーズである。(まだ世間に流通しているであろうという油断か。それはかなり危険な油断である。)

 

肝心の感想は、「相変わらずの偏屈正論オヤジ」である。

嫌いではない。

むしろ好きだし楽しんで各巻読んでいるのだけど、ところどころ腹が立たなくもない。

痛いところを突かれているからだろう。そこがいいのだけど。

要するに好感を持っている。

しかし、最近紹介しているエッセイのようなほっこり感はない。

そこは承知でお願いしたい。

このシリーズ恒例の100個の観察と考察。どこから読んでも楽しめるし、何なら思い切ってシリーズの中のどの本から読んでも楽しめる。

 

この本の中で好きなのは、

49「お楽しみ定食」を選ぶことが「自由」ではない

50歌舞伎揚げの湾曲について語る

69人間でもペットでも、子供を育てるときに最も大切なことは?

 

この3つがトップである。 何のこっちゃこれだけでは分からないと思うのでぜひ読んでもらいたい。

残りの97個も興味深い文章が金平糖のように色とりどり詰まっている。

 

最後に一言

当ブログでしょっちゅう起きているのだが、ごとうは森博嗣さんの小説は全く読んだことがない。

(エッセイは絶版等になっていて手に入らないものを除けばそこそこに読んでいる。)

 

小説は読んだことがなくても、エッセイだけでも楽しめる作家さんがたくさんいるということ、何となく小説だとイメージやテーマが重かったり、分厚くて物理的に重かったりする、そういう作品を生み出す作家さんでも、エッセイだと軽い気持ちで、自己紹介を聞くような気持ちで読めること、それらを伝えたくて、エッセイを最近は自分も重点的に読んで、ここで紹介しています。

自分もエッセイにハマったきっかけがそうだったから。

だから、森さんのこのつぶやきシリーズのようにどこから読んでも楽しい作品は読書を始めようかな、という方にもおすすめです。