ごとうゆうの本棚

ごとうゆうの本棚

本好きのごとうゆうが読んだ本の感想などを気まぐれに紹介していくブログ

『いのちの車窓から』

こんばんは。

今日はちょっと雰囲気を変えて、こちらの本を紹介します📙

f:id:gotoyu215:20180922214924j:plain

いのちの車窓から


基本データ

 
『いのちの車窓から』
著者:星野源
出版社:KADOKAWA
価格:1,200円
ジャンル:エッセイ
読了日:2018年9月19日
 

感想

今、世間が最も注目しているシンガーソングライターの一人ともいえる、星野源さんのエッセイ。

 

なんて魅力的な人なのだろう、なんて人をよく見ているのだろう、と驚かされます。

そしてそれを真摯に誠実にエッセイにしています。

いろいろなことがあったのだろうけど、彼の窓から覗く風景はきっといつもキラキラと輝いている。

一見何でもない風景でもキラキラを見つける天才だと思います。

 

ごとうが見習いたいな、と思ったのは「怒り」の話。

怒るようなことに遭遇しがちなハマ・オカモトさんと、よく怒りトークをする中での暗黙の了解が、「ヘビーな怒りエピソードほど面白く、笑えるように」。

腹が立ったら、その感情の赴くままについ話してしまうけど、怒り自体に強力な負のエネルギーがあるから、聞く相手、そして自分のためにも面白く吐き出すことが大事らしい。

これ、何でもないように書いているけど実はかなり難しい。

怒りながら相手のことを思いやらないと出来ない、仏の技。

人のことをよく見て、誠実な源さんだからこそできるのでしょう。

自分もこうありたい、などと過ぎたことを思ったりして。

 

紅白歌合戦をめぐる、彼の出会いやエピソードに思わず涙。

年とともに段々涙もろくなっているのでしょうか。

彼の努力が実った瞬間、紅白が大好きな構成作家さんとの出会い。

この構成作家さんの章は涙なしでは読めません。

ごとうが内容書いてしまうとネタバレになってしまうし、感動半減だと思うので書けません。

ぜひ、この章だけでも読んでほしいです。

 

最後に一言

学ぶことの多いエッセイです。

ふざけているけど、ふざけて終わらないところに源さんの思慮深さや懐の大きさ、多くの人に支持される理由があるのでしょう。

最後に、ごとうが一番ぐっと来た文を紹介します。

エッセイに迷ったらぜひ読んでほしいオススメの本です。

 

「自分が小さい頃にそんな言葉はなかったけれど、どれだけ「イタい」と言われようと、「中二病」と馬鹿にされようと、そんなつまらない言葉には負けず、人はどんどん妄想すればいいと思う。」

「現実を創る根本の大本は、想像力である。」