ごとうゆうの本棚

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本好きのごとうゆうが読んだ本の感想などを気まぐれに紹介していくブログ

『深夜特急3 インド・ネパール』

 おはようございます☀️

今日は十五夜🎑

綺麗なお月さまが見えるといいですね🌛


早速本を紹介します📙

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深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)


基本データ

 
深夜特急3 インド・ネパール』
出版社:新潮社
価格:490円
ジャンル:紀行文
読了日:2018年9月9日
 

感想

深夜特急シリーズ第三弾。

 

え、ここで終わり?!

作者、ピンチに陥ります。

お金を持たない旅行で倒れそうな体調不良。

さてさてどうなるのか。

 

香港・マカオ編と違って、かなり陰鬱とした記録になっています。

インドの貧しい部分や、階級社会、そういう部分が克明に記されていて、何だか胸が苦しくなりました。

もちろんいいところもありましたが、どうしても負の面が多いように感じてしまいました。

ブッダガヤで最下層の子どもたちと共同生活を営む箇所が印象的。

あの時作者と共同生活をした子供たちが幸せになっていることを祈るばかりです。

 

ネパールでは雨が降り続いたこともあってさらに陰鬱。

カトマンズ以外にどこに行ったわけでもないし。

 

しかし旅を続ける中で、いろんな人や文化に出会って、どんどん作者が自由になっていく感覚を覚えていく、感覚だけでなく実際にどんどん度胸のようなものもついて身も心も自由になっていくという点では、この第三弾が今までの二作より大きく感じられます。

 

最後に一言

一体どうなってしまうの?という衝撃のラスト。

こんなラストだと知っていたら次の巻も一緒に買っていたのに。

 

ヒッピーのような旅行者について、作者が思いを巡らせているところはぜひ読んでほしい。

香港・マカオ編のような華やかさはないけれど、その分内省的で、訪ねた国の実情に触れながら自分も含めたそういう旅行者の根底にあるものや背景などをじっくり考察している、旅行記の醍醐味が味わえます。