ごとうゆうの本棚

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本好きのごとうゆうが読んだ本の感想などを気まぐれに紹介していくブログ

『菩提樹荘の殺人』

こんにちは。

すっきりとした晴れ模様ですね。

今日は珍しく?小説を紹介します。

 

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菩提樹荘の殺人 (文春文庫)


基本データ

 
菩提樹荘の殺人』
出版社:文藝春秋
価格:590円
ジャンル:小説
読了日:2018年8月24日
 

感想

火村先生のかっこよさは安定感がありますね。

今かっこよくて、きっと昔もかっこよくて、これから先もかっこいいんだろうなぁと思わせる安定感。

 

火村先生シリーズは、真犯人が明らかになった後に長々と犯人のあれこれがなくてスマートなところが好きです。

すぐに観念せざるを得ないほどスマートに完膚なきまでに謎を解く火村先生がかっこいい。

唇に指を当てて考えるところもまた色っぽい設定だし。

この本の中だと、火村先生が大学生時代に秀逸な推理を披露する、「探偵、青の時代」がオススメ。

彼の最後の寂しそうなセリフが……! (ごとう、そういうの、よわい)

ネタバレになるので、詳しく書けないのがもどかしいけど、こう、名探偵前夜という点では、シャーロック・ホームズの、『グロリア・スコット号』を彷彿とさせますね!(ホームズ大好き人間ごとう)

 

最後に一言

表題作で、アンチエイジングのカリスマが殺される事件を解いていく中で彼は

 

「しかし、若い奴らの希望になるのは、こういうふうに老いることができるんだ、と教えてくれるような老人だろう。どうせなら、俺はそっちになりたいね。」

 

と評しています。老いた火村先生を楽しみに新刊を待ちたいものです。

あー、かっこよかった♪