ごとうゆうの本棚

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本好きのごとうゆうが読んだ本の感想などを気まぐれに紹介していくブログ

『泣く大人』

こんにちは☁️
こちらは今にも雨が降りそうです。
なんだか気持ちが下向きになりそう。
 
そんな今日は、おサルの表紙が可愛いこの本を紹介します。
 
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泣く大人 (角川文庫)

 
 

基本データ

 
『泣く大人』
著者:江國香織
出版社:KADOKAWA
価格:480円
ジャンル:エッセイ
読了日:2018年8月21日
 

感想

凛とした女性になりたい、そう思いました。

昔、ある人から、ごとうは春の日差しが似合うね、そう言われたことがあります。

春には春の良さがあって、そのように表現してくれたことはありがたいと今でも思っているのだけど、このエッセイを読むと、秋の花のような女性になりたいと思うのです。

凛として、色気があって、気丈で、大胆で。

江國香織さん、彼女は秋の花。

彼女自身秋の花になりたいと思っているけど、もうすでになっている、春の日差しのごとうから見たら。

 

このエッセイでは、「男友達」を考える連載が収められています。 「男友達」、異性の友達。 この本には印象的な文が本当にいくつもちりばめられているから、それを紹介するだけでこの本の素敵さ、チャーミングさを分かっていただけると思う。

「私にとって、男友達は野菜のポタージュに似ている。」

「贅沢で、あたたかく、幸福だ。」

男女の友情があるかないかが時として話題になる今、このように表現できる人が一体他にいるのでしょうか。

実際に何人かの男性が登場して、その男性たちと良好な友情関係を結んでいる江國さん。

「友達を持つという贅沢は、大人にだけ許された特権のように思う。」

大人になるってとても甘美な響きを持っている気がした幼少時代。

やっぱり、大人になるって、贅沢だ。

 

ほしいものと、あとは彼女の好きな本に触れられている本エッセイ。

好きな本については、みなさんが本を読みたいと思った時の道しるべになるかもしれない。

江國さんの紹介を読めば、ここの記事よりもっと読みたくなるはずです。

ほしいものについては、具体的に何がとかどう、というのは実際に読んで確かめてほしい。

「あー、こういうのほしいのか」とか、「それは私もほしい」とか、ぜひ瑞々しい感情をもって。

 

「でも、女なら、憧れるエネルギーを惜しむようにだけはなりたくない、と、また思いもするわけなのだった。」

「贅沢というのは日常にこそするものだ」

憧れや、贅沢というのは大きな力を持つもので、人を幸せにしたり、大きな経済効果をもたらしたりする。

そして、その幸せの積み重ねが人を豊かにすると、彼女は語る。

 

最後に一言

「幸福な瞬間をたくさん持つと、人は勇敢になると思う。」

どうでしょう、勇敢になってみませんか?